便利な超音波画像診断装置
超音波画像診断装置の構造
超音波画像診断装置は、超音波を用いて体内の病変を調べることができる装置のことです。
そんな超音波画像診断装置の構造の詳細は、メーカーや機種によって当然異なります。
ただ、共通した部分としては体表から体内に超音波を発信しそこから戻ってくる反射波、いわゆるエコーをコンピュータ処理し画像化する一連の作業を行えるシステムが組み込まれています。
その際には得られた画像上のコントラストから病変があるかないか、またその病変の現状の大きさや形状、さらには震度などを判読し、腫瘍や炎症、結石などの診断を行うことができます。
加えて、映し出される画像は超音波画像診断装置の種類によってはリアルタイムに動いて見えるものもあり、組織採取や穿刺などの検査やその位置を確認しながら行う治療や血液動態の観察などにも活用されています。
なお、検査時の痛みや放射線被曝の心配も一切ないため、安心して不安を抱くことなく受けられる検査と言えます。
超音波画像診断装置の構成部品と最先端を行く日本製品
超音波画像診断装置の基本的な構成部品は、超音波プローブ・送受信部・スキャンコンバータ・制御部・表示部から構成されています。
この中で重要なのが、超音波プローブです。
手の中におさまる程度の大きさの先端に超音波を発生する装置が付いており、体の中にその超音波を送信します。
超音波は臓器や組織に当たると、反射の波がはね返ってきます。
この反射波をエコーと言いますが、これを映像化することで体内の断面画像を見ることができるようになります。
超音波画像診断装置は、病院に設置されている大型のものだけでなく、持ち運びができるコンパクトなものもあり、様々な医療現場で活躍しています。
超音波画像診断装置は日本が世界の最先端を行っており、日立やキャノン、東芝をはじめ多数のメーカーがしのぎを削っています。
ケーブルレスの超音波画像診断装置の日本が世界に先駆けて発表し、これによりケーブルの長さに制限されることなく診断が可能となりました。
◎2022/11/16
情報を更新しました。
>超音波画像診断装置の原理を分かりやすく解説
>安全性の高い超音波画像診断装置を健康のために活用
>超音波画像診断装置の耐用年数は?超えるとどんな不備が発生するか
>超音波画像診断装置はプローブのインピーダンスによって見え方が異なる
>超音波画像診断装置により発生するアーチファクトとは
◎2021/10/14
造影剤とは?
の情報を更新しました。
◎2021/9/14
携帯できるタイプもあって便利
の情報を更新しました。
◎2021/5/31
サイト公開しました